海賊とよばれた男
紹介文
歴史好きな人ならぜひ読んでほしい本です。今までの定番『宮本武蔵』、『竜馬がゆく』などに続く、青春歴史小説の新たな”古典”」となるでしょう。すでに、累計で400万分以上発売されているベストセラーです。
この作品は「小説」という形を取っていますが、登場人物はすべて実在しました。そしてここに描かれた出来事は本当にあったことです。
あらすじ
1945年終戦後の荒れた日本で一人の男が立ち上がった。男の名は国岡鐵造(てつぞう)。
独自の経営をする彼の石油会社「国岡商店」は、強大な力を持つ国際石油メジャーと大英帝国を敵に回して、堂々と渡り合い、世界をあっと言わせた行動を起こします。それが「日章丸」事件です。
そこには現代の日本人が忘れかけている「勇気」「誇り」「闘志」そして「義」の心を持った男たちの姿があったからです。しかしそれ以上に私を驚かせたことがありました。それは、そんな男たちを率いた一人の気骨ある経営者の人生です。その九十五年の生涯はまさしく凄絶としか言いようのないものでした。
著者は、主人公を調べていくうちに『なんという凄い男がいたんや!この素晴らしい男を一人でも多くの日本人に知ってもらいたい!』そう思ったそうです。
詳細
- 生徒★★★ 保護者★★★
- 海賊とよばれた男(上)・(下)
- 百田尚樹
- 講談社文庫 各¥750+税