おじいちゃん戦争のことを教えて

紹介文

戦争を知らないすべての日本人に、歴史の真実と日本人の心を伝えます。
「戦争」ということを知るために、中高生にぜひ読んでほしい1冊です。

  ある日著者は、息子である父の転勤でニューヨークの高校へ通う孫娘から、アメリカ史の授業の課題で家族や知人で戦争の体験をした人の話を聞くことになったので、戦争のことを教えてほしい、という手紙を受け取る。これがこの書のスタートです。
  日本の歴史教育(特に日本史)においては、第2次世界大戦とその周辺の事情について触れることが少ない。そのために多くの人が第2次世界大戦に対する十分な知識を得ることができずにいるのが現状です。
 その意味で、本書は極めてすぐれた近代史教育の素材といえます。第二次世界大戦での日本が戦ったことには様々な評価があります。しかし、大切なのは、正しかったか悪かったかを考えることではなく、いいはいい、悪いは悪いときちんと整理をつけて把握することだ、という主張は、戦争という悲劇を繰り返さないためにも重要です。

なぜ日本人は戦ったのでしょうか?
日本人はどんな思いで戦ったのでしょうか?

詳細

  • 生徒★★★★★・保護者★★★
  • おじいちゃん戦争のことを教えて
  • 中條高徳
  • 単行本 致知出版社 ¥1400+税
    文庫版 小学館文庫  ¥617(税込)