はなちゃんのみそ汁
紹介文
新聞社の夫と私立小学校教諭の妻とその子どもの家庭。よくある幸せな家庭にある日常が、ある日突然、妻の病気(ガン)によって変わっていく。手術、退院を繰り返しながら妻はもう長く生きることができないことを悟り、幼い娘に何が遺せるかを考える。そして娘には勉強より大切なこと、それが命を育むための「料理」であると考える。その時から4歳の娘には料理を教えるようになる。この物語は妻の発病・結婚・闘病から亡くなるまでの経緯が妻、夫、娘を通して書き綴られている。
もし、あなたは余命が少ないとしたら、何をしますか。子どもがいたら何を伝えたいですか。
詳細
- 生徒★★★・保護者向★★★★★
- はなちゃんのみそ汁
- 安武信吾・千恵・はな
- 文芸春秋 ¥1300+税