ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる

紹介文

トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、多くの人々の心を揺さぶってきた鍵山秀三郎さんの言葉を満載しています。
 あなたの人生を磨くヒントにあふれた一冊です。
 この一冊をよく読んで実践すれば、あなたの人生は大きく変わるでしょう。 
 
【筆者からのメッセージ】
 「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。
 ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。まず、拾うことはしないということです。
 反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。
 この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。
 人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、ゴミひとつといえども小さなことではありません。
 第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」。
 
 「ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。
 難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。
 そんなことは決してありません。世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています」。

 【心に響く鍵山さんの言葉】
   (1)一つや二つ拾ったってしょうがないじゃないか。
      という考えではなく、
      一つでも二つでも拾えば、それだけ世の中がきれいになる。
      そういう考えです。

   (2)人間の心は、そう簡単に磨けるものではありません。
      ましてや、心を取り出して磨くことなどということはできません。
      心を磨くには、とりあえず、 目の前に見える物を磨ききれいにすることです。
      とくに、人のいやがるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。
      人は、いつも見ているものに心も似てきます。

   (3)誰もができることを、誰もができないくらい徹底して続けました。
      そのおかげで、 平凡の中から生まれる、大きな非凡を知ることができました。

詳細

  • 生徒★★★★   ・保護者★★★
  • ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる
  • 鍵山秀三郎
  • PHP研究所 ¥1000+税