ホセ・ムヒカの言葉(世界でもっとも貧しい大統領)

紹介文

ホセ・ムヒカさんは2010年から2015年までウルグアイの大統領を務めていました。ところが、彼は大統領の給料の8~9割を社会福祉のために寄付して自分は月1000ドル余りで生活していたそうです。その質素な暮らしぶりから「世界で最も貧しい大統領」として世界中で有名になりました。大統領のときは専用の公邸があるものの、そこには住まずに自身の農場で暮らし、愛車は20万円ほどの1987年製の車です。ネクタイは着用せずに、国民より少ない収入で生活していることや、ヒッチハイクで見ず知らずの人を同乗させるなどその庶民的な人柄で国民に愛されています。
  彼が世界の注目を集めるきっかけとなったのが、ブラジルで行われた国連主催の環境会議、「国連持続可能な開発会議」でのスピーチです。先進国のように経済が最優先されるようになると、大量に消費する事が当たり前になってしまい、視点を変えると地球に大変な負担がかかることを警告しました。
  彼の有名な言葉の中に『貧乏な人とは、少ししかもっていないひとではなくて、無限の欲がありいくらあっても満足しない人だ』というものがあります。私たちもこの言葉の意味をしっかりと考えなくてはいけません。

あなたにとって豊かさとは何ですか?人生で大切なこととは何ですか。?

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  • 生徒★★★★★保護者★★★★
  • ホセ・ムヒカの言葉
  • 佐藤美由紀
  • 双葉社 ¥1000+税