死の淵を見た男
紹介文
2011年3月11日の東日本大震災。福島原子力発電所を10mを超える津波が襲いました。
そのうえ、全電源喪失という”想定外”の事態に見舞われた福島第一原発を救う為に、
強い放射線をも顧みず、まさに命を賭けて事故の拡大を阻止すべく体当たりした人々の記録です。
まだまだ、放射線の影響があり故郷へ帰ることができていない方々がたくさんいますが、
原子炉格納容器爆発による放射能飛散という最悪の事態は回避されました。
現場では、当時の福島原子力発電所所長の吉田昌郎を中心に関係者がどのような行動をしていたのかが
克明に記されています。
大震災の際、福島原発で何が起こっていたのか。
死を覚悟して日本を救おうとした人がいたこと。
今、日本に住んでいる私たちはこの時の真実を知るべきだと思います。
ぜひ読んでみてください。
詳細
- 生徒★★★ 保護者★★★★
- 死の淵を見た男
- 門田隆将
- 角川文庫 ¥840+税