生命(いのち)の暗号
紹介文
DNA解明の世界的権威・筑波大学名誉教授である村上和雄さんは世界に先がけ、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功し、一躍世界的な業績として注目を集めました。著書に「生命の暗号」他多数あります。
この本は発売から20年近くになりますが約16万部も売れたベストセラーです。「遺伝子」のことが面白いほどわかる本です。子供からお年寄りまで理解できるようにわかりやすく書かれています。内容は当時最先端の遺伝子工学の研究から、想像をはるかに超える人間の持つ偉大な可能性を開花させる「眠れる遺伝子の目覚めさせ方・考え方」を解き明かしています。
自分の身体の中で実際に働いている遺伝子は5-10%に過ぎません。つまり人間の持つ潜在能力はとてつもなく大きいのです。しかも、遺伝子の機能は、電灯のスイッチのように、点けたり消したり(on/off)できます。人生をよりよく生きるためには、良い遺伝子(例えば元気が出たり、素肌がつやつやしたり)をスイッチonにし、悪い遺伝子(例えば誰もが持つ発ガン遺伝子)をスイッチoffにしたらいいのです。スイッチon/offには、その人の生き方が大きく影響しています。人間は誰でも自分の中に、ものすごい力を発揮できる素晴らしい遺伝子を持っているのです。それが今はたとえ眠っていたとしても、その遺伝子のスイッチをONにすることができれば、どんなことだってできる。問題は、その遺伝子のスイッチをどうすればONにできるか?ということです。
この本を読んで、遺伝子の不思議を少しでも理解してみませんか。
詳細
- 生徒★★★★ 保護者★★★
- 生命の暗号~あなたの遺伝子が目覚めるとき~
- 村上和雄
- サンマーク出版 ¥1600+税