うっかりミスをなくせ! part.4,part.5
シリーズ「うっかりミスをなくせ!」の第4弾、第5弾です。
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前回の話
「うっかりミスをする人は、日常生活から、うっかりしている。
その対策は、学習面だけに焦点をあてても解決が難しい。
だから、普段の生活から、うっかりをなくす手立てを考えなければならない。」
[視点を変えよう]
では、どうすれば、うっかりミスをなくすことができるのでしょうか。
ここからは、私の経験談です。
まず、視点を変えてみました。
うっかりミスをする子ではなく、うっかりミスをしない子に
焦点をあててみることにしました。
うっかりミスをしない子とは、テストで100点が取れる完ぺきなタイプです。 毎年、学年に1~2人だけいる、すごい子たちです。
すると、うっかりミスをしない子たちからは、共通点が見つかりました。
○普段から忘れ物をしない。
○机上やカバンの中身が整理・整頓されている。
○身だしなみが整っている。授業中の姿勢が良い。
うっかりミスをする子は、この逆のパターンのどれかにあてはまります。
- よく忘れ物をする。
- 机上やカバンの中身がぐちゃぐちゃ。
- 身だしなみが雑でだらしない。授業中の姿勢が悪い。
PART5につづく
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うっかりミスをなくせ! part.5
前回の話
≪うっかりミスをしない子≫
○普段から忘れ物をしない。
○机上やカバンの中身が整理・整頓されている。
○身だしなみが整っている。授業中の姿勢が良い。
≪うっかりミスをする子≫
- よく忘れ物をする。
- 机上やカバンの中身がぐちゃぐちゃ。
- 身だしなみが雑でだらしない。姿勢が悪い。
[うっかりミスの克服はここから]
① 忘れ物をしない
具体的には、「計画帳(あゆみ)の確認」「予定黒板をきちんと見て書く」
これらを意識して習慣づけることです。
② 整理・整頓
「机の上の状態はその人の頭の中身」とも言われます。
机上やカバンが整理されてる人は、いつも頭の中が
整理されているので、学習の優先順位が明確になっていて、
効率よく勉強を進められらます。
整理・整頓を維持すれば忘れ物の予防にもつながります。
③ 身だしなみ・姿勢
漢字では、「身嗜み(たしなみ)」と書きます。
身のたしなみは、言い換えれば、「身支度をきちんとする」
「普段のこころがけ」「注意力」に関係します。
また、良い姿勢は、集中力の向上につながります。
私が担任をしていたとき、実際に、この①②③を
続けたことで「うっかりミス」が減り、成績が向上した生徒がいます。
担任の先生方が、生徒にアドバイスをするときの参考になれば幸いです。
最後に、4番目のポイントを付け加えます。その話は次回に(^^)
PART6(最終回)につづく