「仕事の神様」に可愛がられる秘訣

人材教育家、メンタルトレーナー、マナー講師の
井垣利英さんの話を致知出版社のブログで紹介していました。
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「仕事の神様」に可愛がられる秘訣 

意識の転換の練習として、「国ほめを意識する」
といいでしょう。 

これは自分の身を置く環境の重要性に気づくということです。
自分の環境にはいろいろあります。
「生まれた国」「住んでいる家」「仕事場」
「仕事内容」「住んでいる土地」
「働かせてもらっている場所」と、いろいろあります。

そういったところを、とにかく徹底的に褒めるようにしてください。
仕事の悪口を言っているような人は、仕事からも嫌われます。 

私たち日本人は昔から八百万の神様がいると教えられてきました。 

たとえば私が小さな頃には「米粒の一粒にも神様がいるから、
 一粒もご飯を残してはだめよ」と躾けられてきました。 

そのように考えると、トイレにも神様はいるし、
台所にも神様はいる。
いろいろなところに神様がいらっしゃるはずです。 

当然、仕事の神様もいるはずです。 

すると、同じ仕事でも「なんで私がこんな仕事を
やらなくてはいけないのですか?」と否定的な言葉を使う人と、
笑顔で「この仕事ができて嬉しいです」と言っている人とでは、
神様から見てどちらが可愛いでしょうか? 

当然、「好き」と言ってくれる人のほうが可愛いに決まっています。 

仕事の神様はいつも一社だけにいるわけにはいかないから
いろいろな会社を回っているかもしれませんが、
その代わりに、あなたの同僚の方たちが、
いつもあなたの態度や発している言葉を見ているはずです。

 あなたがさぼっているか、本当に楽しく仕事をやっているか、
ちゃんとわかっているはずです。
そういう普段の態度が評価されるのです。 

だから、自分の環境を褒めるクセをつけることが重要なのです。
それを習慣にすると、自然と良いところに目がいくようになります。

 自分の環境がどれだけ恵まれているかと気をつけて見るようになると、
「これはいい点だな」「ここもいいな」とわかってくるはずです。 

それから、他人が上手くいったときに妬む人がいますが、これは大間違いです。 

他人の成功も自分のことのように喜んでください。
それが自分に成功を引き寄せる法則です。 

他人の成功を喜べないような人に良いことが起きるわけはありません。
他人の成功を自分のことのように喜ぶから、自分にも良いことが起こってくるのです。

 気をつけていただきたいのは、「自分はここがダメなんだ」と、
足りない点にばかり意識を向けないことです。
足りない点に意識を向けると不幸に足を引っ張られますから、要注意です。 

今もし何か問題を抱えているのであれば、とにかくそれを払拭するくらい
プラス語をたくさん発するようにしてください。

プラスの言葉は自分を洗脳して、自分を引っ張り上げてくれます。 

プラス語にはすごく大きな力がありますので、ぜひたくさん使うように意識してください。