「病気を罰ゲームだと思っていませんか?」
コトバの力でいつも紹介しているひすいこたろうさんと
共著として書籍を出版する医師の三浦直樹さんの考え方が
素晴らしいと思ったので紹介します。
三浦先生は、医療の現場で、
病気が治る人の考え方をたくさん診てきてるわけですが、
それは一言でいうなら、
『病気を敵にしない』ことであり、
病気にフォーカスするのではなく
幸せにフォーカスするということに着地します。
病気が治る人の考え方は
幸せな人生をつくる考え方と
イコールだったのです。
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病気は罰ゲームだと思っている人は大きな勘違いです。
毎月、100人〜150人ものがん患者さんや難病のかたが、
全国から私のクリニックに訪れてくださっていますが、
「病気になってよかった。おかげでたくさんの幸せに気づけました」
と多くのかたにいっていただきます。
病気は「罰ゲーム」ではなく、自分を見つめ直す大事な
「イベント」にもなりうるものなのです。
病気という「イベント」を通じて、もっと幸せになることもできるんです。
だから、私はいつも患者さんに「せっかくこの病気になったんだから、
この病気から学べる気づきを得て、今、この瞬間から、
自分にとっての本当の幸せを感じながら生きるという決意をしましょう」
とお話しさせていただきます。
「病気の効用」をお伝えします。
また、どのように考えたら病気からメッセージを受け取り、幸せになれるのか、
そして「病気が治りやすい人の考え方」をお伝えします。
私は、患者さんにこのように質問することがあります。
「どうして、病気を治したいんですか?」
「なんで病気じゃダメなんですか?」
「病気でも幸せだったらいいんじゃないですか?」
どうですか?
人生の目的は、病気を治すことでしょうか?
違いますよね。
人生の目的はもっと幸せになることです。
病気になったとしても考え方しだいで、
いまよりもっと幸せになれるのです。
実は病気はあなたがもっと幸せになれるためのヒント、
気づきを持ってやってきてくれているんです。
そのギフトをちゃんと受け取れれば病気の役割は終わりますよね?
「病気を不運と考えることは、治癒の働きを確実に妨げる。
病気を自分自身の成長のための贈り物ととらえることが
病気を治すための最高の手段である」
アメリカのアンドルー・ワイル医学博士の言葉です。
「病気にフォーカスするよりも、幸せにフォーカスする」
これが病気が治る人の考え方です。
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「おめでとうございます。
あなたがもっと幸せになれたのは病気のおかげです」