もしも人生をやりなおせるなら
ブログ「魂が震える話」に出ていましたので紹介します。
アメリカで90歳以上の老人にアンケートを取ったそうです。
内容は、「今までの人生を振り返って、唯一後悔していることはなんですか?」という質問でした。
それに対して、9割の人は同じような答えだったそうです。
それは、「もっと冒険しておけばよかった」
10年前を振り返って、あのころやり直しておけば良かったと思ったこともあるかもしれません。
しかし、10年後の自分が振り返るのは、今の自分です。
今変わる、今日から変わる、今年から変わる。
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いまから数十年前、アメリカ中東部の片田舎にひとりの女性が暮らしていました。
彼女は85歳になった年に一編の詩を書きました。
【もしも人生をやりなおせるなら】という詩です。
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もしも人生をやりなおせるなら、こんどはもっとたくさん失敗したい。
よけいなチカラをぬいて、いつもリラックスして暮らす。
そして、おかしなことをたくさんする。
もうなんでも深刻にうけとめることはやめる。
チャンスがあればなんどでも挑戦する。
もっとどんどん旅に出て、もっとたくさん山に登り、もっといろんな川で泳ぎたい。
すきなだけアイスクリームを食べ、むりして豆ばかり食べるのはよそう。
きっといまよりも問題は増えるかもしれない。
でも、頭の中だけの心配事は減るだろう。
ごらんのとおりわたしは、ごくふつうの人間です。
いつだって、どんなときでも、コツコツまじめに生きてきました。
ああ、そんなわたしの人生にも、生きるよろこびを感じた瞬間がいくどかありました。
もしも人生をやりなおせるなら、あんなひとときがたくさんほしい。
本当にそれだけで、あとはなにもいらない。
ただ長生きするために今日を過ごすのではなく、一瞬一瞬を大切に生きる。
体温計や湯たんぽ、レインコートやパラシュートがなければどこにも出かけられない———わたしはそんな用心深いタイプのひとりでした。
もう一度人生があるとしたら、こんどはもっと身軽に旅に出よう。
もしも人生をやりなおせるなら、春から秋の終わりまで、ずっと裸足のままで暮らす。
もっとたくさんダンスを踊る。
もっとたくさんメリーゴーランドに乗る。
そして、もっとたくさん—————ヒナギクをつむ。
(以上)
あなたは冒険をしていますか。
あなたは悔いのない一日を過ごしていますか。