りんご皮むき大会
りんご皮むき大会
愛知県豊橋市立富士見小学校では昭和59年の開校以来「りんご皮むき大会」が行われています。
この行事は刃物の正しい使い方を覚え、手先の器用さや集中力を養おうと初代校長の発案で開校以来続ているそうです。
児童420人が自己記録の更新などの目標を掲げて挑戦。40分の時間内でどれだけ長くむけるか、
児童たちは途中で途切れないよう集中しながら黙々と手を動かし、細長く切り、教室内は静まり返っていたそうです。
この学校の素晴らしいことはこの行事が続いているということです。
全校生徒が参加するということは1年生もナイフを使うということ。
保護者の中には危ない、危険だという人もいたでしょう。
しかし、過去には何回も話し合いながらも継続するようになったのは保護者・教職員の方の深い思いがあったと思います。
ナイフは古代から人間が生きていくために必要なものでした。
人はナイフを使い、獲物を捕らえ、料理します。道具を作ったり加工したりもします。
でも、使い方を間違えば人を傷つけたり命さえ奪ってしまいます。
ナイフは使い方によって便利でもあるし、凶器にもなる。
でも、危ないからといって使わなければ、ずっと料理もできませんよね。
携帯・スマホにしても使い方を間違えればいじめによって命を奪う場合もあります。
やはり、私たちは子どもたちに正しい使い方を教えなければなりません。
何でも危ないからと言ってやらせないことより大人がきちんと見守ってやらせて見ることが必要かもしれません。