ピンチがチャンスになったお話
大嶋啓介さんのブログから紹介します。
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【ピンチがチャンスになったお話】
友だちが小学生の頃、ドッヂボールが苦手なクラスメート(男子)がいたそうです。
みんなもそれを知っていて、
試合の時は必ず狙われて、100%当てられて、いつもアウト。
本人も自信なんて持てるわけがない様子…。
ドッヂボール大会が間近に控えたある日、友だちを含むドッヂボール大会で
絶対優勝したい男子のクラスメート数人は考えました。
絶対に負けたくない。
だけどあいつが狙われると負ける可能性がある。…
どうしよう。
どうすればいいかなあ?…
そうだ!!
友だちは彼に言いました。
「ボールに当たってもいいから、とにかく、上にはじいて!
下に落ちるとアウトになるけど、上にボールあげてくれれば、
俺たちが拾うから。そうしたらアウトにならないから。」
その日から彼は、必死でボールを落とさないよう、
当てられても当てられても、がんばったそうです。
・・・・・時が過ぎ・・・・・
中学生になった彼は、バレーボールのレギュラー選手になっていました。
中学・高校と、ずっとレギュラーで大活躍したそうです。
ドッヂボール大会で勝ちたい一心で彼にかけた言葉と
ただ迷惑をかけないよう必死にがんばった彼。
そこに予期せぬチャンスが生まれたんですね。