一日生きることは、一歩進むことでありたい。

一日生きることは、一歩進むことでありたい。
   (湯川秀樹:物理学者、ノーベル賞受賞)

   湯川秀樹さんは、日本人初のノーベル賞受賞で第二次世界大戦後の日本人に再び元気を与えました。その湯川さんの有名な言葉です。
 
  人間は毎日何気なく過ごしています。そして、自分のことを他人と比べて喜んだり悲しんだりします。あの人にはかなわないとか、あの人はあんなに頑張っているのに、とか他人と比べるときりがありません。
  それよりは、昨日の自分と今日の自分を比べたほうが頑張る力が出てくると思います。
  今日一日を一生懸命生きれば、必ず成長しているはずです。たとえそれが、ほんの少しでも。
  この言葉の中で湯川さんは「一歩進むことでありたい。」と言いました。「一歩進むことである。」と言い切っていないところがいいですね。できない日があってもいい。でも、気持ちはいつも「一歩進む」思いでいることでしょうね。
  この言葉の通り、一歩ずつ進んでいると何年か後には見違えるほどの自分になっていると思います。

  あなたは、毎日一歩ずつでも進んでいますか。