人は、何かを失ってみて、初めてその大切さに気づく
中学校では筆文字でおなじみの下川浩二さん(下やん)のブログ、
下やん通信から紹介します。
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今日の心に響くいい話をおひとつお届けさせていただきます。
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夢と希望とは、ないものをほしがること。
ないものをほしがるのではなく、
自分が持っているものを喜ぶと、
自分がどれほど恵まれているかに気がつきます。
このコロナ禍において、
多くの飲食店やホテルなどで、
お客さんが減ってしまいました。
そんなとき、お客さんが来ないことを
憂えるのではなく、こんなコロナ禍でも、
今、来てくれているお客さんに
心から感謝し、大事にすること。
「今はないものについて
考えるときではない。今あるもので
何ができるかを考えるときである。」
By ヘミングウェイ
人は、ついつい、今無いものを求めてしまう。
太っている人は「やせたい」と言い、
やせている人は「太りたい」と言う。
結婚している人は
「どうしてこんな人と結婚してしまったんだろう。
もっといい人がいたかもしれないのに」と言い、
結婚していない人は、
「自分にふさわしい結婚相手がほしい」と言う。
人は、
「何かを失ってみて、初めてその大切さに気づく」
という習性がある。
それは、肉親だったり、大切な人だったり、
あるいは健康だったりする。
すると、いかにあたりまえの日常が
大切だったのかに気づく。
「有り難う」の反対は「当たり前」
「ありがとう」とは、
有ることが難しい、奇跡のようなこと。
だから、その反対は「あたりまえ」。
コロナのないあたりまえの日常が、
いかに有り難いことだったのか。
ハグできること、握手できること、
マスクなしに面と向かって話ができること、
皆でワイワイ騒げること、
外国に旅することができること…
今、どれほど満たされているかに気づくと…
あらゆることに感謝の念がわいてくる。
いまある日常に心から感謝しよう!