仲間の可能性を信じていますか?
大嶋啓介さんのブログから紹介します。
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今日は、ある方の素敵な体験談をご紹介します♪
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おはようございます。
大嶋さん、私の先日お話した体験談を送ります。
派遣社員の彼女はいつも心を閉ざしていて無表情、
自ら発言するようなことはありません。
朝礼で私が社員(約30名)の前に立ち、気合いのメッセージを送っても、
特に反応することもありません。
笑顔になってもらおうと話しかけても苦笑いが返ってくるだけ。
彼女と交わした会話で覚えているのは、
唯一、私が彼女に誤ってメールを送った時のこと。
「(彼女)メール間違って私に届いています。」
「(私)あ、すみませんでした。」
これだけ。
「どうせ言ったって分からないからな。まあ、いいか。」
私は彼女をそんな風に見ていました。
そんな中、会社の業績が思わしくないため、先月末で
派遣社員の彼女には退職していただくことになりました。
彼女の最終出社日。
夕方近く、彼女は社員一人一人のデスクを回り、お別れのあいさつを始めました。
彼女の手には葉書が・・・・それは彼女が描いた全社員の似顔絵、
そしてその裏には一人一人に対するメッセージがびっしり書かれていたのです。
私には以下のようなメッセージが書かれていました。
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「◯◯さんのお言葉は、とても力強く、魂がこもっていて、
本当に毎日仕事をするやりがいと、勇気、それから元気をいただいておりました。
毎日新しい発見や学ぶことがたくさんあり、充実した日々を送ることができました。
本当に感謝の気持ちで一杯です。
新天地へ旅立っても、いただいた言葉の数々、決して忘れはしません。
この会社で仕事ができて、とても幸せでした。」
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そして最後に彼女は終礼でのあいさつで号泣しながら社員への感謝を伝えたのです。
私は、心が爆発しそうになりました。
彼女は、「心を閉ざした社員」と私が勝手に色眼鏡で見ていただけで、
実は、誰よりもこの会社を愛していた方だったんです!
誰よりも私の発言を心に止めていてくれてたんです!
無表情だったり、苦笑いだったりしたのは、
彼女がただ「シャイ」なだけだったんです!
私はなんてバカな男だったのだろう。
先入観、思い込み、思い上がり。
私は会社でリーダー的な役割を担っていますが、
彼女は私にとってまぎれもなくリーダーです。
素直になること、全ての人から学ぼうとする姿勢、
感謝の気持ちを伝えること、彼女から多くのことを学びました。
彼女が去って数日が経ってしまいましたが、
今日、私は彼女に電話しました。
心から謝りました、
そして、心から感謝しました。
必ず業績を向上させるから、また彼女に帰って来てもらいたいと告げました。
彼女は僕に夢を語ってくれました。
将来起業したいと。
僕は彼女の夢を一生応援することを約束しました。
大嶋さん、ありがとうございます!
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「人は見かけではわからない長所が必ずある。」
私たちはそれを見抜かなければなりません。
見抜くことのできる観察力を身につけたいです。