朝顔の花は、朝の光を受けて咲く

『3秒でハッピーになる超名言』ひすいこたろう著から紹介します。
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 朝顔の花は、朝の光を受けて咲きます。しかし、ある植物学者が、朝顔のつぼみに24時間光を当てていても花は咲かなかったと言います。何が足りなかったんでしょうか。
 なんと、闇が足りなかったんです。朝顔の花が咲くには、朝の光に当たる前に、夜の冷気と闇に包まれる時間が不可欠なのだそうです。
 心におきかえて考えてみましょう。
 つまり、心が冷えて、闇に包まれても大丈夫だということです。それこそ、朝に花が咲く条件なのですから。
 キャンドルの光が、美しく感じられるのは、なぜでしょう?
 闇を打ち消すことなく闇と光が共存しているからです。

 福島正伸さんはこう言っていました。
 「みんな成長すると悩みがなくなると勘違いしているけれど、安心してください。成長したらもっと大きな問題が来ますから。一生問題が尽きることはありません。良かったですね。ワクワクしますね。だから人生は楽しいんですよ。」
 そうなのです。もっと大きな闇を受け止められるようになる、それが成長するということなのです。だから、胸を張って闇の中を歩き続ければいい。

 問題がないことが素晴らしいんじゃなくて、問題のど真ん中で、何も思い通りにならない中で、それでも愛を選択しようとするその心意気が美しいのです。