自分に変えることができないことは問題ではない

以前、本校で講演していただいた比田井和孝さんのブログから紹介します。———————————————-
   日本やアメリカ大リーグの元プロ野球選手だった松井秀樹さんが、ニューヨークヤンキースに入団直後に成績が不振だった時の話です。
   地元ニューヨークのメディアが松井選手のことを厳しく批判したそうです。
　そのことを松井選手に聞くと彼はこう言いました。
  「気になりません。記者が書くことは僕にはコントロールできません。コントロールできないことには関心を持ちません。」

   つまり、 自分に変えることができないことは問題ではありません。
               自分に変えることができるものだけが問題なのです。
 
　自分にはどうにもならないことを「問題だ!!」「問題だ!!」と言う人がいます。
　でも、どうにもならないから、イライラしたり、ストレスをためてしまっている人がたくさんいます。
　自分に変えることができないものにエネルギーを使ってしまうと、変えることができるものに集中できなくなる。
　これがもったいないのです。
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　人はまだ起こっていないこと心配しがちです。
　「失敗したらどうしよう。」と考える暇があるのなら、「今できることをする。」しかないんです。そして、失敗しないように努力すればいいんです。
　それでも失敗したら原因をよく考えて反省すればいいんです。　　

　人の言うことや、やることはあなたにはコントロールできません。
　考えてもどうしようもないのです。

　自分のできることだけを考える。
　こうすればあなたの心はずいぶんとスッキリしますよ。