行動は必ず想像を超えた未来をもたらす(喜多川泰)

ひすいこたろうさんの名言セラピーから紹介します。
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「行動は必ず想像を超えた未来をもたらす」喜多川泰(作家)

あなたがどんなふうに世界が見えるかは、
「目」が決めるのではなく、実は「言葉」が決めます。

例えば虹の色。虹の色は何色でしょうか?
赤 橙 黄 緑 青 藍 紫の7色ですよね?

でも、海外では「虹は6色」って言われることが多いんです。
それは、青と藍の色の区別がない国が多いからです。

言葉で区別がないから、同じ色として認識されてしまっているのです。
つまり、言葉を知ることは認識が広がることであり、
そのことで初めて見えてくる世界があるんです。

だから、人は、幸せになる前に、幸せをもたらす言葉と必ず先に出会っています。

人は、成功する前に、あなたを成功に導く言葉と必ず先に出会っています。
言葉が先にきて、認識が変わり、思考が変わり、行動が変わり、世界が変わるのです。
聖書にある「はじめに言葉ありき」とはまさにそのことです。

たった一行の言葉との出会いが人生を変える。そんな例をご紹介します。
「作家の喜多川泰さんの作家10周年記念イベントに、どうしても行きたい」

ある女性はそう思ったものの、スケジュール調整がつかず、
「行きたかった私の分身」として会場にお花を贈りました。

そうしたら、後日、喜多川さんからお礼のハガキが届いたのだそう。
そこに書かれていた言葉が、
冒頭の「行動は必ず想像を超えた未来をもたらす」だったのです。

この名言をもらって、その女性は、「必ず」という言葉にときめいた。
行動すれば必ず、想像を超えた未来に出逢えるなら、
いままで恐れで踏み出せなかったことにも、
一歩踏み出してみたいとワクワクしてきた。

たったひとつの言葉が彼女が抱えていた恐れをとかしたのです。
そして、これまでずっとできなかったことを決意。

それは「親元を離れて一人暮らしをする」ということでした。
実家では、一人娘で、両親からとても大事にされていたこともあり、
家を出るのは、「親が悲しむかな、きっと反対される」と思っていた。
また、お父さんが病気だということもあり、家を出ることを人生の選択肢から外してきたのだそう。
しかし、喜多川さんの言葉に背中を押されて、「一人暮らしをしたい」と親に初めて切り出せたのです。

すると、想像できない未来が待っていました。
親に反対されるどころか応援というかたちで祝福してくれたのです。
そのことが一番うれしかったとか。
いまは祝福してくれた親への感謝の気持ちで、しあわせがいっぱいだといいます。

このしあわせは、わずか一行の言葉との出会いから始まりました。
彼女は、喜多川さんのイベントに行きたかった気持ちを、
お花として行動に移したら、喜多川さんからハガキがきて、こうして本になり、
あなたの胸にまで届くことになりました。

行動は必ず、必ず、想像を超えた未来をもたらしてくれるのです。
たったひとつの言葉との出会いで、人は一瞬で生まれ変わるんです。