2匹の狼の闘い

「あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。」
ひすいこたろう著から紹介します。
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ネイティブ・アメリカンに伝わるこんな話があります。

2匹の狼が戦っている。
一匹の狼は、恐れ、怒り、嫉妬、哀しみ、後悔、欲、傲慢、
自己憐憫、罪悪感、恨み、劣等感、そしてエゴの象徴。
もう一匹の狼は、喜び、平和、愛、希望、分かち合い、安らかさ、
謙虚さ、親切、友情、共感、寛大さ、真理、思いやり、そして信頼の象徴。

この2匹の狼が闘っている。

ひとりの子どもがおじいさんにたずねます。
『どっちの狼が勝つの?」
おじいさんは答えた。
「君が育てるほうだ。」

実は、これと同じ闘いが、あなたの心の中でも、そして、すべての人の心の中でも、起きています･･････。

君が見たいほうが現実になるのです。
君が選ぶほうが現実になるのです。

この世界にあるものはすべて誰かがそう望んだから存在しているものばかりです。
あなたの部屋にあるイスだって、ペンだって、デザインした人がそう望んだとおりのものが出現しています。

だからこそ、不安ではなく希望を選ぼう。
恐れではなく、ときめきを選ぼう。
「現状がこうだから」「過去はこうだったから」という理由で未来を描くのではなく、
「ほんとうはこうありたいんだ」という史上最高の未来を選ぼう。