挨拶が持つ5つのパワー
挨拶は、「心を開き、その心に近づく」という意味を持っています。
小さい頃から、当たり前のように「挨拶は良いこと」だと習ってきた私たち。
学校や会社でトレーニングを受けた人もいるでしょう。
なんとなく大事だとはわかっていても、言葉の意味を知らなかった人もいるのではないでしょうか。
「大きな声で挨拶をしろ!!!」
言われすぎると、「ただ言えば良いんでしょ」となりがち。
しかしそれではもったいないほど、挨拶には人と関わる上で重要な役割を持っています。
挨拶の意味を知れたあなたはラッキー。
これからはその意味を感じながら、挨拶をしてみましょう。
挨拶が持つ5つのパワー
挨拶は大きなパワーを持っています。
「挨拶されると気持ち良いな」とは思っていても、深く考えたことがない人は多いはずです。
①存在を認めているということを示せる
「心を開く」ということは、「存在を認めている」ということ。
挨拶は、相手がいるのがわかったから「声をかけよう」と思ってするものですよね。
あなたも、「私がここにいるのに挨拶されない。無視されているのかな」と思ったことがあるでしょう。
そのように、挨拶しないということは「存在してないかのように扱っている」と示すことにもなりかねません。
逆に、関わったことがない相手でも挨拶されると「私のこと気づいてくれたんだ」と嬉しくなりますよね。
挨拶は承認欲求を満たす役割も持っているのです。
②感謝を伝えられる
挨拶を通して、相手に感謝を伝えられます。
「ありがとうございます」はもちろん直接的に感謝を伝える手段。
他にも「お疲れ様」は「今日もお世話になりました」という意味も込められるでしょう。
「感謝」の気持ちを込めて挨拶をすれば、相手にもきっと伝わるはず。
心のこもった挨拶は喜ばれるでしょう。
相手に感謝すればするだけ、自分にも返ってきます。
感謝で溢れた素敵な毎日を過ごせるようになるでしょう。
③仲良くなるきっかけになる
挨拶は、仲良くなるための最初の一歩。
何回も挨拶することで、相手もあなたに心を開きやすくなるでしょう。
「話しかけやすい人だな」と声をかけるハードルが下がり、コミュニケーションに繋がるのです。
知っている人がいない場所に行って、挨拶が話すきっかけになったことはありませんか?
それはお互いが「この人は私に心を開いてくれたのかも」と思えたのでしょう。
仲良くなりたい人に会った時、初対面の人が多い時こそ、積極的に挨拶するのをおすすめします。
挨拶をきっかけに、一生大切にしたい人に出会えるかも。
④印象の良さを与えられる
第一印象は持続するとも言われています。
挨拶は出会ってすぐするもの。
あなたの印象を大きく左右するのです。
多くの人と接する会社。
全員と仲良くなるのは難しいため、ほとんど関わらない人は挨拶でしかあなたを判断できません。
「あの人は挨拶してくれるからきっと真面目に仕事をしてくれる」
「あの人は挨拶を全然してくれないから、きっと仕事も適当なんだろうな」
そんな憶測が飛び交うこともあるでしょう。
挨拶には約5秒ほどしかかかりません。
それで良い印象を与えられて仕事にまで影響するのなら、お得ですよね。
⑤緊張をほぐせる
挨拶には緊張をほぐす力もあります。
緊張していても挨拶をされるとほっとしますし、自分も声を出すことで緊張が解かれるのです。
緊張して向かった会社の面接。
受付の方や人事が挨拶をしてくれたから緊張がほぐれたことはありませんか?
反対に、挨拶すらなく余計緊張してしまったこともあるでしょう。
初めての営業先や転職活動中の面接で、緊張する時ほど元気な挨拶をすれば緊張をほぐせます。